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学校間連携

  • 人間総合科学大学は、さいたま市および近隣の12大学による「大学コンソーシアムさいたま」包括協定を結んだ。包括協定は、平成23年に、市とコンソーシアムとの間で結ばれている。参加大学は、埼玉県内の大学:埼玉大学、埼玉県立大学、浦和大学、共栄大学、慶応義塾大学、芝浦工業大学、聖学院大学など12大学にいたる。各大学は、各々の自主性を尊重しつつ、大学が有する知的資源を活用した活動を行うとともに、大学相互の連携及び交流と活力ある地域社会の形成及び発展に寄与することを目的としており、本学は「生涯学習特別講議」をはじめとして健康の維持・増進の領域においての地域貢献を果たしている。
  • 「教育関係共同利用拠点」(文部科学省)における宇都宮大学の「食と生命と環境が有機的に融合した実践科学を学ぶ農学フィールド教育拠点」にある農学部附属農場に、平成22年度から健康栄養学科の3 年次生が食農教育実習を実施している。同大と本学の連携のもと、食農教育実習を行い、毎年、本学からは約20 ~ 30 名の学生が参加している。

 

「大学コンソーシアムさいたま」の目的は、大学相互の自主性を尊重しつつ、大学が有する知的資源を活用した活動を行うとともに、大学相互の連携及び交流と活力ある地域社会の形成及び発展に寄与することにある。事業としては教育及び研究分野における連携に関すること、会員と地域社会の民産学官との連携及び交流の促進に関することなどを行う。

  1. 市と大学、大学間の交流を促進し、双方の連携強化と発展に資することを目的として市内及び近隣大学の代表者と市長との座談会が年1回定期的に実施されている。
  2. 大学コンソーシアムさいたま加盟大学の学生が市の政策・事業について企画・検討・提案することにより、地域社会への愛着と関心を深め市の発展に寄与することを目的に「学生政策提案フォーラムinさいたま」が開催されている。

本学は宇都宮大学の「教育関係共同利用拠点」において、食と栄養を学ぶ学生に農学フィールドでの食農教育を行うことを目的としている。多様化する社会と学生のニーズに応えつつ質の高い教育を提供していくためには、大学の有する人的・物的資源の共同利用等を推進することで、大学教育全体として多様かつ高度な教育を展開している。