こころとからだのデータサイエンスコース
こころとからだのデータサイエンスコース
- 高等学校を新規に卒業または卒業後3年以内の方 対象
- 前期入学のみ登録可能です。
「こころとからだのデータサイエンスコース」では、こころとからだを探究型で学べるコースです。人間を知る扉として「ヒューマン・心身健康科学」と「データサイエンス」の基本をまず学び、4 年間のテーマを設定します。そして、実際にヒトのこころとからだの現象をデータとして体験・体得していく実験・実習や、また、そこから生じる課題を、本学で多様に開講しているこころ、からだ、文化の科目を学び「気づき」を得ながら、ご自身のテーマの本質に迫れる探究を行います。
データサイエンスのスキルを使い、人間 – ヒューマン- の中にあるこころとからだの本質を実際に感じていくことにより、よりよく生き、デジタル社会で活躍できる力を得ることを目指していきます。
主な学修科目
履修モデル
- 科目名と内容は変更の場合があります
1年次(38単位)
(1春)
問題提起・テーマの設定
- 人間総合科学大学でのマナビ(N)
- ヒューマン-人間のこころとからだ(N)
- ヒューマン-いのちと健康の関係(N)
- ヒューマン-環境・社会といのちのつながり(N)
- ヒューマンー未来社会の幸福 (T)
テーマの解決に必要な理論・情報の収集(自由な科目の選択)
- ヒトと人間の科学(T)(N)
- 人間行動の仕組みとこころ(T)(N)
テーマの実践・実習科目
- AIデータサイエンス入門(S)
- AIデータ活用リテラシー(N)
- こころとからだのデータサイエンス探究 – ベーシック(S)
(1秋)
問題提起・テーマの設定
- 心身健康科学-こころとからだの健康科学 (T)(N)
- 心身健康科学-いのちの運用論(T)
- ヒューマン-未来社会の幸福(S)
テーマの解決に必要な理論・情報の収集(自由な科目の選択)
- からだの構造とはたらき(N)
- こころの科学(T)
- いのちの科学(T)(N)
- 心身相関の科学(T)
テーマの実践・実習科目
- データによるこころ・からだの観察(T・S)
- こころとからだのデータサイエンス探究 – ベーシックα(S)
2年次(37単位)
(2春)
テーマの解決に必要な理論・情報の収集(自由な科目の選択)
- ストレスと健康(T)(N)
- 人間関係とこころのしくみ(T)
- 脳とこころの関係(T)(N)
- コミュニケーションのコツ(T)
- データ解析による心身の理解ー実践・入門(N)
- 心理学概論(T)
テーマの実践・実習科目
- サイエンスコミュニケーション(S)
- ヘルスデータ計測ベーシック(S)
- こころとからだのデータサイエンス探究 – ステップ(S)
(2秋)
テーマの解決に必要な理論・情報の収集(自由な科目の選択)
- 感情・思考・行動パターンと人間関係(T)
- 共生と環境(T)(N)
- カウンセリングのすすめ(T)
- 人間のとらえかた(T)
- 学習のしくみ(T)
テーマの実践・実習科目
- こころの科学と実験-個人(S)
- データ解析による心身の理解-基礎(T)
- データ解析による心身の理解-実践・発展(N)
- こころとからだのデータサイエンス探究 – ステップα(S)
3年次(33単位)
(3春)
テーマの解決に必要な理論・情報の収集(自由な科目の選択)
- こころと行動の測り方(T)
- 健康のとらえ方と健康増進(T)(N)
- 栄養といのちの営み(T)(N)
- 健康と疾病予防(T)
- 高齢者のからだと健康(T)
テーマの実践・実習科目
- こころの科学と実験-集団(S)
- ヘルスデータ解析実践(T・S)
- こころとからだのデータサイエンス探究 – アドバンス(S)
(3秋)
テーマの解決に必要な理論・情報の収集(自由な科目の選択)
- 女性とこころ・からだの健康(T)
- 異文化の理解(T)(N)
- 食べもの学(T)
- 手当の科学(T)
テーマの実践・実習科目
- こころの科学と検査-基礎(S)
- ストレスアセスメント(T・S)
- こころとからだのデータサイエンス探究 – アドバンスα(S)
4年次(15単位)
(4春)
テーマの解決に必要な理論・情報の収集(自由な科目の選択)
- プレゼンテーション論(T)
- いのちの倫理(T)(N)
- 論文の書き方(N)
テーマの実践・実習科目
- こころの科学と検査-応用(S)
テーマの完成
- 人間総合科学の探究I
(4秋)
テーマの解決に必要な理論・情報の収集(自由な科目の選択)
- 内臓の調整のしくみ(N)
テーマの完成
- 人間総合科学の探究Ⅱ
心身健康科学科 新しい2つのコース紹介
ころとからだのデータサイエンスコース 就職関連Q&A
Q.どんな仕事につけますか?
こころとからだのデータサイエンスコースでは、ヒトのこころとからだの現象をデータとして扱えるスキルが身に付きますので、下記のような求人に応募するのがおすすめです。
・各種企業における人間や健康に関わるデータ解析を実施する事業。また、人間や健康に関わる企画や営業など、健康への正しい理解を推進・創出する業務。
・ウェアラブルデバイス、スマホアプリ、その他生体情報測定機器(脳波計ほか各種センサ)等から取得する生体情報、心理情報、行動ログ、位置情報等のビッグデータを解析し、企業にコンサルティング及びレポーティングする業務。
・健康増進や疾患予防、治療などのデジタル系ソリューションに関する事業運営の業務。
・”Well-being Tech”領域での新事業・サービス創出の業務。
・データとAIを活用し、業界横断的に新しい価値を創造するヘルスケアサービスの開発。
・健診結果や歩数等のデータを元に健康データを見える化、疾病リスクを分析することで健康改善を促すソリューションの構築。
・心身健康科学、認知心理学、行動心理学、人間工学、脳科学、統計学等の専門性に向けた大学院(修士課程)への進学。
こころとからだのデータサイエンスコース登録について
- 高等学校を新規に卒業または卒業後3年以内の方 対象
こころとからだのデータサイエンスコースとは
正科生1年次に入学するかたで、登録資格を有する者は、希望により「こころとからだのデータサイエンスコース」に登録することができます。
本コースは、高等学校を新規に卒業された方等を対象とし、データサイエンスのスキル・知識を活用して、こころとからの様々な現象を探究するコースです。1~2年次では、主に「ヒューマン」・「心身健康科学」・「データサイエンス」等の科目を通じて、学びに必要となる基本的な知識を身に付けるとともに、実験や実習を通じ、こころとからだに関する様々な現象をデータサイエンスの知識・技術によって体験的に理解することができます。3~4年次には、こころ、からだ、環境・社会に関する科目を履修しながら様々な気付きや発見を積み重ね、4年間の学びの集大成としてまとめる探究課題のテーマを設定します。
社会経験の少ないコース履修者に配慮された本コース独自の科目を多数履修することができます。データサイエンスのスキルと心身健康科学の学修により、デジタル社会をよりよく生きるための知恵を身に付けることを目指します。
コース履修証明発行要件
上記科目すべて(必修科目8科目【11単位】、選択必修科目2科目【8単位】、選択科目61科目【105単位】)を履修し、合計124単位を取得すること。
登録資格
2024年度前期生
- 正科生1年次入学の入学資格1~7について、令和6年3月に取得見込みもしくは令和3年3月以降に取得したもの。
- その他、本学が認めたもの。
コース登録料など履修費用
- 登録費(初年度のみ):5,000円
- ゼミ費(年額):18,000円
●本コースの修了者に対してオープンバッジ※を交付いたします。
※オープンバッジとは世界的な技術標準規格にそって発行されるデジタル証明/認証です。
取得者はオープンバッジを電子履歴書や職務経歴書の資格欄に記載したり、電子メールの署名や電子名刺に記載できます。
また、facebookやLinked InなどのSNSで共有することもできます。