今春、久住眞理学長と人間総合科学 心身健康科学研究所で「こころとからだの虎の巻」を発刊することができました。Amazonや書店でも見かけたかたもいらっしゃると思いますが、できたてのほやほやになります。
今回の出版のコンセプトは、より身近にそしてより心身健康科学を、若い高校生や中学生にも感じてもらいたいということで、マンガ形式で心身健康科学にまつわる13トピックスを取り上げました。この13のトピックスは、高校生のユウくんとカナさんが日常で感じるこころとからだの変化について、そこで起こっている心身の出来事を知ることで、前よりも毎日が少しでも元気になり、前向きに楽しく暮らせる見方や捉え方を身に着けていきます。紫色の「心身健康科学 かがやく生き方 第3版」をお持ちの方は、本書と比べてみると科学的な見方と日常の接点が見つけられて、学問分野としての見方をより深められるのではないでしょうか。
今回の作成の中で、いくつかの大切なことを感じることが出来ました。一つは、久住眞理学長の生き方に対する捉え方です。たとえ話として、ヒマラヤにある大きな山を越えることは、たとえ鳥であってもなかなか容易ではないけれども、ある時ある時期あるタイミングで、からだを持ち上げる気流が生じるときがあるそうです。その時を感じて、普通では難しい困難な山を乗り越えることが乗り越えることが出来るタイミングがあるんだ、コツコツと積み重ねていることで、自らそのタイミングをあるとき自分のものにすることができる、というお話が印象的でした。今回の本の中でも、鶴博士が彼らに知恵を与えて、上手く乗り越えるタイミングを引き寄せる感覚と力を感じさせています。二つ目は、心身健康科学が行き着く先です。本学が創立された25年も前は、こころはなかなか科学として扱いが認められない場面も多かったのでしたが、現在ではより理解が深まり、さらに、量子科学の発達により、さらなる科学的な進展の予感も感じさせてられてきています。
また、帯では、村松大輔先生のコメントを寄せていただきました。ドキドキや不安、ストレスさえも、いのち全体が「生きよう」と働くサインであり、見つめなおすことで人は本来の力を取り戻していける、とお伝えいただいています。
このような、単なる学問としてだけではなく、生活や生き方にもつなぐことが出来る心身健康科学の魅力を、本書で今一度感じていただけたらと思います。そして、この本に、何かしらの希望を見出していただけると嬉しいです。











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