卒業生インタビュー
私が人間総合科学大学を選んだ理由をお話しします
足の健康を支える現場の疑問を、大学で解き明かす

人間科学部 心身健康科学科
今川 恭子さん(2026年3月卒業)
①現在のご職業をお聞かせください。
オーダーメイドインソールの製作・提供を本業とし、足のトラブルの予防や改善を目的としたフットケアサロンを運営しています。歩行や姿勢を支えるインソールの提供と足のケアを通して、足の健康を総合的に支える事業に取り組んでいます。日々の現場では、お客様一人ひとりの身体の状態や生活環境に向き合いながら、より良い歩行と健康につながるサポートを行っています。
②なぜ人間総合科学大学に入学しようと思ったのですか?
長年現場で多くのお客様の足や姿勢に向き合う中で、姿勢は単に身体の問題だけではなく、生活環境や日常習慣などさまざまな要因の影響を受けるものだと感じるようになりました。こうした気づきを経験則だけで終わらせるのではなく、科学的・体系的に理解したいという思いが強くなりました。人間を身体だけでなく心や環境を含めて総合的に学ぶことができる点に魅力を感じ、人間総合科学大学への入学を決意しました。現場の疑問をダ大学で解き、オーダーメイドインソールの製作やフットケアの現場にも活かしていきたいと考えたことも大きな理由の一つです。
③人間総合科学大学で学んでよかったと思うことは?
人間を身体だけでなく、心や生活環境など多面的に捉える視点を得られたことです。現場での経験と大学での学びが結びつき、これまで感覚的に理解していたことを理論的に整理できるようになりました。その結果、お客様への説明の説得力が増し、スタッフ教育や事業の方向性を考える上でも大きな力になっています。学びを通して、現場の経験をより深く理解し、仕事の質を高めることができたと感じています。
④学修を進める上で苦労したことと、 それをどのように工夫したかを教えてください。
2017年秋に入学し、仕事と学業の両立を続けてきました。履修登録後は課題や学習時間をバーチカルスケジュールに落とし込み、計画的に学習を進めていましたが、体調を崩すことや想定外の出来事もあり、思うように進まない時期もありました。さらにコロナ禍では事業への影響も大きく、経営者として会社と従業員を守ることを最優先に考え、2年間休学する決断をしました。その後、状況が落ち着いてから学びを再開し、現場での経験と大学での学びを重ねながら修学を続け、2026年春に卒業を迎えることができました。
⑤これから入学を検討している方にアドバイスをお願いします。
社会人になってからの学びは、時間の確保や仕事との両立など決して簡単ではありません。しかし、実務経験を積んできたからこそ、学びの一つひとつが自分の仕事や人生と結びつき、より深い理解につながると感じました。現場で感じている疑問や気づきを学問として整理できることは、大きな財産になります。ぜひ一歩踏み出し、ご自身の経験と学びを重ねながら、新たな可能性を広げていただければと思います。
働きながら学び、自分と向き合って乗り越えた時間

人間科学部 心身健康科学科
市川 美紀さん(2026年3月卒業)
①現在のご職業をお聞かせください。
私は、看護師として病棟勤務をしております。入院する患者の半数以上が、高齢者で占めているのが現状であります。入院により、病気や環境の変化でストレスを生じ、それが落ち着くまで混乱される方が多く見受けられます。看護師は、身体的ケアだけではなく、精神的なケアも求められると感じており、その中でも精神的なケアは最も重要なケアであると日々感じております。また、「時々入院、ほぼ在宅」というように、特に高齢者は基礎疾患がある方が多く、重症化することもあるため、早期退院を目指し、可能な限り「住み慣れた地域・自宅で過ごせるように支援したい」という思いで、日々看護を携わらせていただいております。
②なぜ人間総合科学大学に入学しようと思ったのですか?
最初のきっかけは、40歳を過ぎて、今のままで看護師として続けていくことはどうなのか?という気持ちがあり、学びが必要だと感じていたところ、ある同僚の一人から、人間総合科学大学で、看護とは違う学びを受け、教員の資格をとったという話を伺い、その大学をホームページで調べた所、人間をこころ・からだ・文化の視点から深く学べることにとても魅力を感じ、さらに、通信で働きながら学べる環境にも魅力を感じたため、入学をしようと思いました。
③人間総合科学大学で学んでよかったと思うことは?
「こころ」「からだ」「文化」の相互的な視点から科学的に理解することは、よりよく生き抜くためにとても重要なことであり、その3つの視点が重なり合ったところを俯瞰して考えられる力が持てるようになり、今まで何気なく悩んだり落ち込んだり、不安に思ったり、イライラしたりすることが、冷静になって自分を俯瞰して客観的に見つめ直すことができるようになってきたことです。
家庭・子育て・仕事を両立する中で、この大学と出会うまでは、「アリの目」のようになっていたように思います。しかし、大学で学ぶようになってから、少しずつ、自分を俯瞰して考えられるようになってきたことが良かったと思います。心身相関を学べたことで、寛容な心で、前向きに考えられる姿勢がもてるようになりました。
④学修を進める上で苦労したことと、 それをどのように工夫したかを教えてください。
通信制だったため、学友がほぼいなかったので、気軽に相談する相手がいませんでした。質問するのも勇気でしたが、「自分の学修を深めるために必要な事」と自身に言い聞かせ、UHASの質問箱で質問しながら、履修を進めていくことができました。職場は大学に行っているからという理由はあまり関係がないので、職場からは、長期研修受講の勧めで受講することになり、大学での学修と併用でかなり大変だと思っていたところに、同居家族の介護・自宅看取りとさらに輪をかけて多重になり、時間管理が困難な中、心身共に疲弊して限界かもしれないと心が折れそうになったこともありました。しかし、目の前のことに執着せず、一度立ち止まって考え、俯瞰して自身の状況を冷静に見つめ直し、「今、自分の周りに起きていることは全て自分のために繋がっていることなんだ」とマインドをコントロールしてきたことや、家族の支え、指導教員とも何回も連絡をとり面接で自己開示をすることで、指導教員からの前向きな言葉が励みとなり、時間管理をしながら乗り切ることができました。
⑤これから入学を検討している方にアドバイスをお願いします。
学ぶことは、自分自身の心の成長につながることだと私は思います。学ぶルートは人それぞれ違うと思います。焦らなくて大丈夫です。生き詰まった時は、一度立ち止まり、深呼吸をして、自分を冷静に見つめ直す時間を作ってください。そして、執着せず、目の前のことを少しずつ進んでいけば道は開けると思います。失敗を失敗と思わず、次に進むためのチャンスだと思って一歩ずつ自分のペースで楽しく学修をすすめてください。
家事・育児と仕事の中で積み重ねた学びは、私の一生の財産

人間科学部 心身健康科学科
澤野 真由美さん(2026年3月卒業)
①現在のご職業をお聞かせください。
急性期病院で長らく勤務した後、ライフスタイルの変化に伴い、現在は精神科の訪問看護に従事しています。身体とこころの両面を看る仕事であり、これまでの経験を活かしながら日々実践しています。精神科訪問看護では、利用者一人ひとりの生活に寄り添いながら、こころの状態や変化に寄り添い、その人らしい生活を支える看護の難しさとやりがいを感じています。大学で得た知識をさらに深め、より質の高い看護につなげていきたいと考えています。
②なぜ人間総合科学大学に入学しようと思ったのですか?
当初は、仕事をしながら看護教員養成コースへの進学を目指していましたが、結果は補欠合格でした。自分の今後の方向性が見えず、立ち止まって考える時間もありました。そのような中で、心身健康科学科に入学し教育に関する4科目を履修することで道が開けることを知り、入学を決意しました。
③人間総合科学大学で学んでよかったと思うことは?
授業はどれも学びが深く、「なぜこれまで学んでこなかったのか」と感じる内容ばかりでした。もともと高校時代から心理学に関心があり、その学びを深めることができたのも大きな収穫です。大学での学びは、看護の原点であると同時に、人間理解の基盤にもつながるものだと感じています。臨床においても、患者理解の視点が広がったと実感しています。テキストは何度も読み返し、今後も実践の中で活用していきたいと思います。
④学修を進める上で苦労したことと、 それをどのように工夫したかを教えてください。
仕事・家事・育児と並行しながら学修時間を確保し、計画的にオンライン授業を受講することに苦労しました。自分のことを後回しにしがちな生活の中で、時間のやりくりは常に課題であり、正直、投げ出したくなることもありました。しかし、学費を支払い学んでいるという自覚が支えとなり、学び始めると内容の面白さに引き込まれ、主体的に取り組むことができました。通勤時間や家事をしながら、就寝前の時間も活用し、継続して学習しました。
⑤これから入学を検討している方にアドバイスをお願いします。
家庭や仕事と両立しながらの進学は、不安や迷いを伴うものだと思います。私自身も、時間や費用の面で悩み、家族と何度も話し合いました。それでも、実際に学び始めると得られるものは大きく、「学んでよかった」と心から感じています。学びは確実に自分の財産になります。自分のペースで構いませんので、「やりたい」という気持ちを大切にし、一歩踏み出してみてください。その一歩の先に、必ず得られるものがあると思います。
私の思い描くチャレンジリストに掲げていた「学士・免許状取得」達成することができました。

人間科学部 心身健康科学科
宮地 瑠璃子さん(2025年3月卒業)
①現在のご職業をお聞かせください。
現在、佐賀県の某病院にて理学療法士として働いています。ケガや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、基本動作能力(座位・立位・歩行)などの回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法を用いて、自立した日常生活が送れるよう支援させていただいております。
②なぜ人間総合科学大学に入学しようと思ったのですか?
私は、いろいろなことにチャレンジすることが好きであり、私の思い描くチャレンジリストの中に、「学士・免許状取得」という目標があったからです。
数ある大学の中から本学に入学を決めた理由は、理学療法士の養成校を卒業した基礎資格を活かし、入学後の2年間で必要な科目を習得すると卒業となり、学位(人間科学)が授与される3年次編入学制度があったからです。
本学は、インターネットで学べるため、予定や都合に合わせた受講・自宅に居ながら定期テスト受験・働きながら自分のペースで自由に学修・学士取得・さまざまな資格取得可能であることが、決め手となりました。
③人間総合科学大学で学んでよかったと思うことは?
「こころ」と「からだ」の働きを相互に関連付けている法則性を科学的・客観的に理解し観察する力は、「よりよく生きる」ために必要であり有益であるとわかったことです。
「こころ」と「からだ」の有機的な関連性について客観的に理解・把握し、観察することができれば、その方向性をどの時点で変化させるのが適切なのか、この先、何が起き、どのように推移していくのかという全体像を客観的に見据えることができます。そのうえで、現実に起こる一事象一事象ごとによりよい選択と決断をすることができるのです。
今日のように、日常的に複雑かつ多様なストレッサーが蔓延する時代には、人の発達と成長に伴う問題点にも目を向け、人間のポジティブな感情・喜びや達成感や自信、楽観思考などにも焦点を当てることが重要になってきます。人の苦悩や絶望、世の中の閉塞感などは絶えることはありません。苦しみや苦境から逃れるのではなく、見方を変えて、それらが生きる上で随伴する条件であると捉え、その上で少しずつでも改善するために、よりよく生きるための知恵を身に付け行動を起こすことに尽きます。
生きていくうえで大切なのは、自分の状態をなるべく良い状態にもっていくよう努めることです。心身が良い状態であれば、多少忙しくても寛容になれ、ストレスにも前向きになれます。未熟な状態から脱するためには、学び・体験することが必要不可欠であり、学ぶことによって、視野を広げ、自己と他者への探究を深めていく必要があります。柔軟で適応力に富んだ知的な対応をすることは、自立と共生の姿勢を示すことができる人間としての成熟に繋がるということを学びました。
④学修を進める上で苦労したことと、 それをどのように工夫したかを教えてください。
「働きながら」かつ「通信制」での学修であったため、スケジュール管理が大変でした。資格取得のための出先機関との打ち合わせ・定期テスト受験までの逆算した学習時間の確保・スクーリングの日程調整など、綿密なスケジュール管理を要しました。
初めてのことばかりで不安もありましたが、教科担当の先生・担任の先生・大学事務の方々・先輩・同期生に報告・連絡・相談を行い、的確なアドバイスをいただき、決して一人で抱え込まないようにしたことで、無事に2年間の学修を終えることが出来ました。
⑤これから入学を検討している方にアドバイスをお願いします。
「人は人の時間軸で」という言葉があります。「現役で大学を卒業する人もいれば、学び直して大学を卒業する人もいる」それぞれの時間軸でベストな時間で生きています。生きていく中で、周りを見渡せば、焦ることもあるかもしれません。しかし、十人十色で自分自身の時間軸で動き、日々の努力を続けていくことが大切であると思います。
よって、「人は人の時間軸で」を念頭に、自分自身の夢・目標に向かって学修を進めていってください。
「こころとからだ」について学びたい方、 「鍼灸学学士」学位取得を目指したい方へ

人間科学部 心身健康科学科(学士申請サポートコース)
川内 昌次さん(2025年3月卒業)
① 現在のご職業をお聞かせください。
私は、67歳にして鍼灸、あん摩・マッサージ・指圧師に転じました。鍼灸専門学校を卒業後、大学で学ぶことを決めたこともあり、今は、「専ら出張」の形態で開業し、出張のみでの臨床にあたっています。
②なぜ人間総合科学大学に入学しようと思ったのですか?
鍼灸専門学校を卒業するにあたり、もう少し学びを深めたいとの思いがありました。折よく、本学の「学士申請サポートコースの4年次編入学」の制度が開始され、心身健康科学科(通信制)に入学することができました。
③人間総合科学大学で学んでよかったと思うことは?
私の生業である鍼灸、あん摩・マッサージ・指圧の臨床に直接活かせる「こころとからだ」についての学びを深めることができました。また、卒業後の対応となるのですが、もう一つの大きな目標である「鍼灸学学士」学位取得申請のための、成果レポートの作成始め全般にわたる丁寧なご指導・ご支援をいただくことができました。3月には大学は卒業となりましたが、引き続き「鍼灸学学士」学位取得に向けて頑張りたいと思っています。
④学修を進める上で苦労したことと、 それをどのように工夫したかを教えてください。
1年間で新たな学びを進めながら、2本のレポート(いわゆる卒業論文と鍼灸学学士論文)を仕上げなければならず、そのための資料調査・収集等含めて苦労もありました。先生、スタッフの方々の手厚いサポートを受けながら、何とか乗り切ることができました。
⑤これから入学を検討している方にアドバイスをお願いします。
「こころとからだ」について学びを深めたい方、鍼灸師で、「鍼灸学学士」学位取得を目指したい方に入学をお勧めします。1年間の通信制であり、かなり凝縮した感はありますが、仕事をしながらでも通信機器さえあれば、いつでもどこでも学ぶことがでます。そして、新たな学位を取得することで、仕事のうえでの大きな学びが得られ、また、強みにもつながると思います。
編入をしてゆっくり自分自身と向き合い、新たな道へ進むことが出来た。

人間科学部 心身健康科学科
太田 楓さん(2024年3月卒業)
① 現在のご職業をお聞かせください。
4月から人材派遣の会社に就職します。通信に編入する前は、岩槻キャンバスの保健医療学部看護学科に所属をし、看護師を目指していました。学修や実習を行っていくなかで、短時間で複数の事をこなしていくことが私には合わないなと思い、3年生になるタイミングで休学をし、今後どうするかを考えた結果通信に編入し大学を卒業することを決めました。大学卒業後就職するのか、専門学校に行くのかと迷っている時に、当時登録をしていた派遣会社の方から声をかけていただき、人材派遣には興味を持っていたので面接を受け内定をいただきました。
② なぜ人間総合科学大学に入学しようと思ったのですか?
通信に変更しようと思った理由は、休学している時に2年間看護に通ったのだから大学は卒業したいという気持ちになったからと看護学科で取得した単位を無駄にせずそのまま移行することが出来たからです。
③ 人間総合科学大学で学んでよかったと思うことは?
こころの分野の科目が学べたことが良かったです。元々心理学に興味を持っていたので、学びたい科目を選んで学修することが出来ました。心理学の科目を学ぶことで、自分の精神状態も分析することが出来るようになり、自分に合った対処方法も見つけられたので1番学んで良かったなと思います。
④ 学修を進める上で苦労したことと、 それをどのように工夫したかを教えてください。
学修を進める上で苦労したことは、テキスト科目の勉強です。もともと本や教科書を読むことが苦手なので、1冊読むことがとても苦労しました。それでもやらなければいけないので、1日読むページを決めて付箋を貼り読む工夫をしていました。また、大切なところはマーカーで色をつけたり、少し大きめの付箋にまとめたりして理解出来るような工夫もしながら進めていました。
⑤ これから入学を検討している方にアドバイスをお願いします
人間総合科学大学人間科学部心身健康科学科は、担任制となっているため何かあったら直ぐに担任の先生に質問しやすい環境なのでとてもいいと思います。また、授業もこころ・からだ・文化それぞれ自分が学びたい科目を選んで勉強することができる事もおすすめです。私のように最初通学制に通っていた人でも、通信制に編入して大学卒業は目指せるので1つの選択として考えることもありです。編入して良かったと思ってます。これから進路についてたくさん悩んで考えると思うが自分を信じて悔いのない選択をしてほしいです。
新しい知識との出会いは、感動そのもの! 目標の養護教諭第一種資格を取得することができました。

人間科学部 心身健康科学科
勝部 亜矢子さん(2024年3月卒業)
① 現在のご職業をお聞かせください。
現在、保育園看護師をしています。園児や職員の健康管理、安全管理、教育活動、その他、保護者や職員からの相談ごとへの応対、地域子育て家庭への支援活動など、看護師として専門的な知識を活かし、こころ・からだの健康保持や、お子さまの発達にまつわる様々な相談を受けたりアドバイスを行ったりしています。
② なぜ人間総合科学大学に入学しようと思ったのですか?
入学動機は、仕事の関係上、養護教諭第一種の資格取得を目指す事になったからです。大学へ行く目的は資格取得のためなので、卒業できることが大前提という条件のもと、他大学も調べる中で、学習方法や学習環境、学費等を比較した結果、本学が最も自分に適していると思い、入学を決めました。入学動機は資格取得のためでしたが、もともと、人間の心理や発達に関する内容に非常に興味がありました。仕事をしている中で、コロナ禍における子どもの成長発達について研究したいテーマがあったこともあり、大学の学びの中で探求したいという気持ちが強くなり、忙しい毎日ではありましたが、大学進学を決意しました。
③ ご自身で進める「学修成果」の作成について,苦労した点や留意した点などを教えてください。
大学での学びは、自身の仕事に直結する分野も多く、多角的視点で一歩深く人間を捉え理解していくことで、これまで以上にお子さま理解・人間理解を深めることができ、学びがそのまま日々の仕事に活かされています。学び得た知識を、実生活の改善やより良く生きること、問題解決への具体的な行動変容などにつなげていくことで初めて活きた価値ある学びになると考えます。ストレスや個人の問題等で困っている人に出会った時に、私自身が何か相手の手助けとなれる環境となっていきたいです。
④ 学修を進める上で苦労したことと、 それをどのように工夫したかを教えてください。
仕事や家庭生活がある中で大学の学びを進めて行くためには、無理なくスケジュールを立て、決めた事を確実に行い、それを続けるという事が大切です。私の場合、平日は起床後から出勤前までの約2時間、教科書や文献を読み進め、休日は、食事以外は1日中学習時間に当て、インターネット履修やレポート作成などパソコン作業が必要な内容を中心に学習を進めていました。学習時間を確保するためには、家族の理解と協力が必要となるので、勉強の後はいつも感謝の気持ちを伝えるようにしました。また、学びは暗記ではなく理解するという事を意識していました。教科書や文献を読み進めていく中では、文章表現が難しかったり、意味が理解できない内容に遭遇したりすることも多々あります。その時に、関連授業の動画を繰り返し見たり、ことばの意味を調べたり、先生方に質問をして、調べ方や学び方を教わったりしながら、できるだけ丁寧に学びを進め、学習内容を自分なりに理解・納得できるようにしました。
⑤ これから入学を検討している方にアドバイスをお願いします
進学を決めるにあたり、現実的な問題は様々あると思いますが、学びたいという気持ちが一番大切だと思います。時代に即した新しい知識にアップデートしていくには、継続した学びが必要で、その選択肢の一つに大学があるのだと思います。学ぶことは「人間として」自分をより豊かにし、多くの人に貢献できる人間力を養えると思います。皆さまが勇気の一歩を踏み出し、本学での学びから夢を実現されていかれることを心より願っております。
学士申請プログラムにて鍼灸学士を取得しました。
2022年履修 2023年鍼灸学士取得酒井 茂宏さん/職業:鍼灸師、治療院開業
科目等履修生
人間科学部 心身健康科学科 学士申請プログラム(科目等履修生)
① 現在のご職業をお聞かせください。
2022年度に1年間、学士申請プログラムを履修し、2023年に学位授与機構へ学士申請を行って合格しました。職業は運動指導をするトレーナーで、鍼灸治療も行っています。一般の方の健康づくり、体を痛めた方のリハビリを行う治療院を開業しています。
② なぜ人間総合科学大学に入学しようと思ったのですか?
鍼灸の資格を取ってみると奥が深く、もっと知識を得てもっと上を目指したいという思いがいつもありました。仕事をしながら通信で学べる大学をインターネットで探したところ、人間総合科学大学にたどり着きました。いくつかの大学を比較し、「こころ」の面を学べることが決め手になったかもしれないです。
勉強していく中でも、「こころ」の部分が大切なんだと思う気持ちが強まりました。「伝承医学」のテキストで引用されていた本にも興味がわき、読んで学びが広がっていきました。
③ ご自身で進める「学修成果」の作成について,苦労した点や留意した点などを教えてください。
申請に向けた準備の中で、自分のテーマやレポートがこれでよいのか、という不安が常にありました。インターネット上に、鍼灸学士に関する情報がほとんどなかったので、相談に乗ってもらえるとよいと思います。
参考文献を集めることが初めてだったのと、自分だけで作成していると参考になるものも少ないので、本当にこれでよいのだろうか?と何度も不安になりました。レポートは自分でこれだと思えるテーマをしっかり決めること、テーマに沿った根拠に基づいた考察、意見を論述することが必要でした。書類手続きは、何度も繰り返し間違いがないか確認しました。
申請してから試験の小論文までは数ヶ月間空きます。何を書いたか忘れそうだったり不安の中で、その間をどうつないでおくかが大変でした。
- 修了後ご自身で学位授与機構に申請する必要があります。
④ 取得した学士はどのように活かしていますか?
鍼灸学の学士を持っているんですかと声をかけられたり、学士をもっていることで信頼感が増したと実感しています。施術中の会話で、大学でこんなふうに学んだとか、鍼灸にはこんな側面もあるよと話すことがあり、その知識がお客様にも喜ばれていると思います。
鍼灸の資格を取った時点で、この分野をもっと深く学びたいと思ってきました。学士は大学院進学への資格にもなるので、さらなる向上を目指して進学も考えています。
⑤ これから入学を検討している方にアドバイスをお願いします
鍼灸師になってみて、これからもずっと学び成長することが大事だと思っています。常に知識や技術を吸収する姿勢で、アンテナをはってキャッチすることを心がけるとよいと思います。
自分との約束を守った4年間。自分が頑張れる人間だということを知りました。

人間科学部 心身健康科学科
野口 菜穂さん(2023年3月卒業)
仕事と育児をしながら学士の取得を望んでいた私にとって、現地スクーリングなしでも卒業できることが本学を選んだ理由のひとつでした。さらに、本校が日本初の通信制私立単科大学として開学した大学であることから、オンライン環境の整った中で学べると思い、出願を決めました。学ぶ分野ではなく、そのような理由で入学した私ですが、今では人間総合科学大学を選んで本当に良かったと感じています。
一番大きな理由は、心身健康科学科での人間についての学びが、自分を守り、他人を理解する助けになると感じたからです。この知識は、分野に関係なく今後の人生に活かせるものとなりました。
二番目の理由は、様々な立場で頑張る仲間の存在を知ったことです。東京オリンピック期間中に、ネットカフェの個室でスクーリングに参加したことは良い思い出ですが、それぞれが制限のある状況でも努力している姿に励まされ、学ぶ姿勢を持つのは自分次第なのだと感じました。
この4年間「自分が決めた予定は守る」を目標に過ごしてきましたが、本学で身に着けた学習習慣は、また次の目標達成に活かせると確信しています。これからも学ぶ楽しさを忘れず、自身の成長につなげたいと思います。
学問への好奇心を後押しした人間総合科学大学での学び

人間科学部 心身健康科学科
片桐 彩花さん(2022年9月卒業)
本学を知ったのは、通信制で人体について学べる大学を探していたときです。地方在住で何度もキャンパスに足を運ぶのは困難だったので、課題や終了試験までインターネットで完結できる点が決め手となりました。本学に編入する前は、美容専門学校に在籍していました。美容師国家試験の筆記対策で人間へ施術するために必要な解剖学やカラーリングの薬剤などに関わる化学の勉強をするうちに、もっと深く学びたいと思うようになり、独学だと継続する自信がなかったので、仕事をしながらでも卒業を目指せる本学を選びました。自分の興味・関心に沿って自由度の高い履修選択をできたのが、学習意欲の維持につながったと思います。
本学で得た学びはたくさんありますが、一番印象に残っているのは、やはり4年次の総合演習です。私は探究を選択し、3つの領域を横断して学んできたことを昇華して研究を進めました。仕事との両立が大変でしたが、なんとか形にすることができたので、本学での学びの集大成になったかなと思います。ポスター発表の機会もいただいて、財産になる学びを得たと思います。お世話になった先生方には感謝の念に堪えません。
表面的に捉えていた人間という存在が立体的に捉えられるようになり、自分自身への理解も深まりました。
2022年3月卒業/岡戸 春菜さん職業:フリーター/年齢:20代
1年次入学
① なぜ人間総合科学大学に入学しようと思ったのですか?
私は中学時代に起立性調節障害という身体的な疾患を患い、学校に通えなくなりました。当時はまだまだ起立性調節障害が世間で認知されておらず、大変苦労したことを覚えています。その後、通信制の高校に進学しましたが、高校時代では強迫性障害という精神的な疾患を抱えることになりました。しかしこれらの体験から、私は身を持って“心身相関”ということを実感し、また人間のこころとからだについて興味を持つようになりました。
当初は大学進学を考えていませんでしたが、こころ・からだ・文化(環境)の3つの側面から人間を統合的に考える本学の建学の精神と、その中でも心身健康科学科の通信制という形に魅力を感じ、入学を決めました。
②人間総合科学大学で学んでよかったと思うことは?
私は自分自身の体験から、こころとからだを二元論的に分けて考えるのではなく統合的に考えるのが適切で、「こころ」や「からだ」というのはあくまでも観点の違いであり、人間を見つめることには変わりないのだと考えていました。その上で、それぞれの知識を深め、広い視野で人間を捉えたいと思った際に本学に出会い、人間のこころとからだを心身相関という観点で捉え、なおかつその背景となる文化の側面も合わせて考えていくといった学びを進めるうちに、表面的に捉えていた人間という存在が徐々に立体的に捉えられるような実感を持つようになりました。
また、同時に自分自身への理解も深まるようになりました。私は本学で、このような人間をより深く理解するための学びを進められて本当に良かったです。
③学修を進める上で苦労したことと、それをどのように工夫したかを教えてください
通信教育自体は私自身高校時代に経験してきましたが、大学ではより専門的な内容を扱うので、なかには分からない点や難しいと感じる点もありました。 そんな時は、担当教員の先生や事務局へ質問をするなど、自律した行動を心がけました。幸い本学にはインターネットを介して質問ができるため、時間や曜日問わず質問ができて大変ありがたかったです。
また、自分自身で分からない点は受講後に調べ、テキストに書き込み、それらを何度か繰り返してから科目修了試験に臨むなど、自主的な学びを続けていきました。
④これから入学を検討している方にアドバイスをお願いします
新型コロナウィルスの影響もあり、当初予定したとおりには学びを進められなかった部分もありました。そのため、私は一度も本学のキャンパスに足を踏み入れ たことがありませんが、私は4年間の学びを振り返り、誰かと比べることなく、「よくここまでやった」と自分に言うことができます。 またコロナ禍で、複雑な事情から学びを続けることを諦めようとしている方もいらっしゃるかもしれません。しかし可能であるのなら、ぜひご自身の気持ちに沿 って学びを進めていただけたらなと思います。知識は、体験を通して知恵に変わるはずです。
私自身卒業後の活動はまだ模索中ですが、私が体験したことを本学 で得た知識とかけ合わせ、よりよく生きるための知恵に変えることで、少しでも人々のこころ・からだ・文化(環境)に寄り添う人間として生きていきたいと考 えています。同じような気持ちで本学への入学を考える貴方様が、よりよく生きるための学びをスタートされ、小さくとも力強いその一歩を進められることを祈ります。
これからも看護師として働く自分にとって、大きな励みになると感じています。
2021年3月卒業/栗原 幸子さん職業:看護師/年齢:60代
1年次入学
①なぜ人間総合科学大学に入学しようと思ったのですか?
大学病院で正看護婦として働く20 代後半に、大学へ進みたいと考えていました。しかし、35歳で結婚、出産と続き10年間看護職から離れていました。45歳で仕事に復帰し、忙しく働く中で2011年3月11日東日本大震災が起き、自分の家族や親戚、友人が被災しました。
そんな中で、人の心に寄り添う為には自分自身が文化や社会、人間を理解する事を学ぶことが必要と考えるようになりました。60歳目前になり、これが最後のチャンスと考えネットで大学を検索し本学のこころ・からだ・文化(環境)の統合的な学びがインターネットで学べる大学と知り本学に入学しました。
②人間総合科学大学で学んでよかったと思うことは?
異なる職種や色々な年代の学友ができた事。良い影響と刺激を頂きました。また インターネット授業を受けた先生に会場スクーリング授業でお会いした時に、初対面さを感じず話しやすい先生方ばかりで、楽しい大学生活を送ることが出来ました。
大学で学ぶ中、学長が示された「知識はやがて生きる知恵に、こころとなって勇気となる…」という言葉を実感する機会を持つ事が出来ました。これからも看護師として働く自分にとって、これからも大きな励みになると感じています。
③学修を進める上で苦労したことと、 それをどのように工夫したかを教えてください
課題レポートをまとめる時に、家族が在宅する自宅では集中する事が出来ず、仕事帰りにカフェの奥のテーブルでまとめていました。コロナ禍では土、日曜日に仕事を入れ、家族の不在の平日に休みを取ってレポートをまとめたり、試験を受けていました。
④これから入学を検討している方にアドバイスをお願いします
学びは何歳になっても可能です!
わからないことなども先生や大学事務局へメール等で相談することができます。他大学でうまくいかなかった人も、人間総合科学大学だとクリアできると思いますので、是非チャレンジして欲しいと思います!
