Knowledge for Well-being

医療系 学士申請サポートコース

※画像をクリックするとPDFファイルをご覧になれます。

履修モデル

合格者インタビュー

人と社会をつなぐ人間科学の学び

人間科学部 心身健康科学科(学士申請サポートコース)

水本 健太さん(2025年9月卒業)

①現在のご職業をお聞かせください。

鍼灸師として臨床に立ちながら、鍼灸院および美容・健康事業の運営に携わっています。
また、スポーツトレーナーとしてアスリートのコンディショニング指導も行っています。
治療技術の提供にとどまらず、「健康を通じて人と社会をつなぐ仕組みづくり」を実践の軸としています。

② なぜ人間総合科学大学に入学しようと思ったのですか?

私は、鍼灸という伝統医療を「治療を受ける場所」にとどめず、文化として日常の一部に根付かせたいと考えています。
そして鍼灸院を、人と人、地域と社会をつなぐ“架け橋”となる社会資源にしていきたいという想いがあります。
そのためには臨床経験だけでなく、人を総合的に捉える視点と、社会との接点を体系的に学ぶ必要があると感じました。
人間科学を学ぶことは、自分の実践を客観的に整理し、社会に対して説明責任を果たすための基盤づくりだと考え、入学を決意しました。

③ ご自身で進める「学修成果」の作成について、苦労した点や留意した点などを教えてください。

最も苦労したのは、スケジュール管理です。
仕事を続けながらの学修であり、すべてがオンデマンド形式のため、自分で計画を立て、進捗を管理しなければ前に進みません。
強制力がない分、自己管理ができなければ積み上がらない難しさがありました。
そのうえで、もう一つ大きな壁だったのが「実践を学術的に整理すること」です。
現場では感覚的に理解していることも、文章にするとなると根拠や理論との接続が求められます。
文献を読み、自分の実践を客観視し、社会的意義との関連を意識して構成することを心がけました。
この過程で、自身の活動が単なる仕事ではなく、社会の中でどのような意味を持つのかを再確認できたことは、大きな学びでした。
学修は知識だけでなく、時間管理力と自己統制力、そして自分の理念を言語化する力を鍛えてくれたと感じています。

④ 取得した学士はどのように活かしますか?

人間科学学士の取得により、人を身体・心理・社会の側面から総合的に捉える視点を体系化することができました。
さらに、学位授与機構において鍼灸学士も取得することができ、臨床と学術の両面から専門性を裏付ける基盤が整いました。

私は、恩返しと恩送りを基本とする「人と人との共創コミュニティ」をつくり、次世代の子どもたちが夢を目指せる社会を実現することを理念としています。

その実現のために、

・地域に開かれた鍼灸院づくり
・子育て世代を支える健康支援モデルの構築
・スポーツを通じた次世代育成

に取り組んでいきます。
そして何より、スタッフに限らず、関わるすべての人が成長できる環境をつくれる存在でありたいと考えています。
自分自身が学び続ける姿勢を示すことが、子どもたちが憧れる大人を増やすことにつながると信じています。

⑤ これから入学を検討している方にアドバイスをお願いします。

仕事と両立しながらの学修は簡単ではありません。
しかし、自分の実践を言語化し、社会との接点を整理できる経験は大きな財産になります。
学ぶという行為は、自分の価値を高めるだけでなく、社会に対して果たせる役割を広げてくれます。
挑戦する価値は十分にあると感じています。

「こころとからだ」について学びたい方、学士(鍼灸学)の学位取得を目指したい方へ

人間科学部 心身健康科学科(学士申請サポートコース)

川内 昌次さん(2025年3月卒業)

①現在のご職業をお聞かせください。

 私は、67歳にしてはり師、きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師に転じました。鍼灸専門学校を卒業後、大学で学ぶことを決めたこともあり、今は、「専ら出張」の形態で開業し、出張のみでの臨床にあたっています。

② なぜ人間総合科学大学に入学しようと思ったのですか?

 鍼灸専門学校を卒業するにあたり、もう少し学びを深めたいとの思いがありました。折よく、本学の「4年次編入学の学士申請サポートコース」の制度が開始され、心身健康科学科(通信教育課程)に入学することができました。

③ ご自身で進める「学修成果」の作成について、苦労した点や留意した点などを教えてください。

 1年間で新たな学びを進めながら、2本のレポート(いわゆる卒業論文と鍼灸学学士論文)を仕上げなければならず、そのための資料調査・収集等含めて苦労もありました。先生、スタッフの方々の手厚いサポートを受けながら、何とか乗り切ることができました。
特に鍼灸学学士論文につきましては、卒業後に「大学改革支援・学位授与機構」に申請・提出することになりますので、卒業までに十分な指導を受けておく必要があります。また、小論文試験は提出した論文の内容に関連した出題となりますが、論述内容をよく理解し、深堀したうえで、それをアウトプットできるようにしておく必要があります。

④ 取得した学士はどのように活かしますか?

 生業に直結した「学士(人間科学)」および「学士(鍼灸学)」学位であり、これらの学びで得られた知識を日々の臨床に活かし、健康社会の実現に向けて取り組んで行きたい思っています。

⑤ これから入学を検討している方にアドバイスをお願いします。

 「こころとからだ」について学びを深めたい方、はり師、きゅう師で、学士(鍼灸学)の学位取得を目指したい方に入学をお勧めします。1年間の通信制であり、かなり凝縮した感はありますが、仕事をしながらでも通信機器さえあれば、いつでもどこでも学ぶことがでます。そして、新たな学位を取得することで、仕事のうえでの大きな学びが得られ、また、強みにもつながると思います。