Knowledge for Well-being

学修の流れ

修士課程 博士後期課程

修士課程

一般履修プログラム

心身健康科学に関する「研究力」の育成

「こころ」と「からだ」の有機的関連性を考究し、心身の健康に関する専門知識を総合的に教授し、「生きる力」としての、洞察力、探究力、問題解決能力、創造力を育み、研究の徒となり得る人材、社会において指導的役割を果たす人材を育成します。

  • 本専攻には研究力養成に主眼をおいた一般履修プログラムの他に、特別履修プログラム(健康情報マネジメント養成プログラム)が用意されています。院生のニーズに合ったプログラムを履修できます。

入学から修了まで

コースワーク

テキスト履修(T)

テキスト履修では単位を修得するために「自宅学修→課題レポート提出および他の院生とのオンラインでの意見交換→科目修了試験」の順に学修を行います。また、科目修了試験は会場で受験する形式ではなく、オンラインでレポートを提出します。科目修了試験に合格すると単位が認定されます。

メディア履修(M)

メディアを使った履修では、テキスト履修とビデオ履修を並行して実施します。ビデオ履修ではVOD (Video On Demand)により学修を進めます。科目修了試験に合格すると単位が認定されます。

スクーリング履修(T・S)

コア科目(必修)、必修科目及び実験実習科目(選択必修)では、テキスト履修に加えてスクーリング(対面式授業)を受講します。科目修了試験に合格すると単位が認定されます。

リサーチワーク

研究指導(R)

修士課程では、年間5回(2年間で10回)の面接指導(合同ディスカッション時を含む)のほか、中間報告の発表などを通して修士論文または特定課題研究報告書を完成させます。

研究テーマ例

修士論文

  • 大学生における疲労感と食塩摂取量の関連
  • 訪問看護師の職業性ストレスと心身の健康
  • 高校男子サッカー選手における運動時心拍数と自覚的な体調および心理状態との関連
  • 看護師の手指衛生時に生じる意図的違反行為に対し影響を及ぼす-身体的、精神的、文化的要因の検討

特定課題研究報告書

  • 短時間睡眠と疾病発症リスクとの関連 ーエビデンスに基づくリスク評価ー
  • 非特異的腰痛の成因と効果的介入法の検討-心身健康科学の視点から-
  • 理学療法士養成校の学生にかかるストレスの時期と特徴
  • 産後うつ病の予防に必要な支援に関する文献検討

修了・学位授与 修士(心身健康学)

称号:心身健康アドバイザー® ※日本心身健康科学学会より取得可能

健康情報マネジメント養成プログラム

職場や健康支援の現場でヘルスデータを活用できる「実践力」を育成

心身健康科学を基に、健康関連情報のマネジメントに関する高度かつ専門的な知識・技能を有し、情報技術革新によって到来するデータ駆動型社会におけるヘルスプロモーターとして、職場や地域などにおいてリーダーとなるプロフェッショナル人材を育成します。修了者は、修士(心身健康科学)の学位に加えて、日本心身健康科学学会より、「健康情報マネジメントリーダー®」の称号を取得することができます。

修得するのは高度な「3A(スリーエー)」スキル

心身健康科学の知見を背景に、良質な「ヘルスデータ」を高度かつ専門的な技能や知識を用いて収集し、評価・活用できる実践的なスキルを修得します。

入学から修了まで

コースワーク

テキスト履修(T)

「ストレス学特講」などのテキスト履修では単位を修得するために「自宅学修→課題レポート提出および他の院生とのオンラインでの意見交換→科目修了試験」の順に学修を行います。また、科目修了試験は会場で受験する形式ではなく、オンラインでレポートを提出します。科目修了試験に合格すると単位が認定されます。

メディア履修(M)

「健康科学・疫学特講」などのメディアを使った履修では、テキスト履修とビデオ履修が並行して実施されます。ビデオ履修ではVOD (Video On Demand)により学修を進めます。科目修了試験に合格すると単位が認定されます。

テキスト履修+スクーリング履修(T・S)

「心身健康科学特講」「心身健康科学特論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」「健康情報処理学」「ストレス評価学」などではテキスト履修に加え、スクーリング(対面式授業)を受講します。科目修了試験に合格すると単位が認定されます。

スクーリング履修(S)

「サイエンスコミュニケーション学」「健康情報計測学」「健康支援演習」「ストレスマネジメント演習」では、本プログラム登録院生全員の合同参加による集中スクーリング(※1)と、担当教員との個別スクーリング(※2)を受講します。科目修了試験に合格すると単位が認定されます。

※1:大学院生全員参加による合同授業です。
※2:各大学院生が習得したい専門内容に応じて担当教員から個別に学びます。

リサーチワーク

研究指導(R)

修士課程では、年間5回(2年間で10回)の面接指導(合同ディスカッション時を含む)のほか、中間報告の発表などを通して修士論文または特定課題研究報告書を完成させます。

研究テーマ例

  • 勤務形態の条件が共働きの母親のストレス反応に及ぼす影響
  • 高齢者の閉じこもりを解消する支援の研究―「こころのフレイル」解消を目指して―
  • 更年期女性の睡眠問題への取り組み―運動習慣改善の健康情報マネジメント―
  • 看護実習の違いが看護学生の職業的暗黙知の気づきに及ぼす影響
  • 助産における介入, 不介入の意義 ―呼吸・発声を中心として―
  • 笑いと笑顔が心身に与える影響 ―心身健康の観点から―

修了・学位授与 修士(心身健康学)

称号:心身健康アドバイザー® ※日本心身健康科学学会より取得可能

専門領域称号:健康情報マネジメントリーダー® ※日本心身健康科学学会より取得可能

博士後期課程

コースワーク

テキスト履修(T)

テキスト履修では単位を修得するために「自宅学修→課題レポート提出および他の院生とのオンラインでの意見交換→科目修了試験」の順に学修を行います。また、科目修了試験は会場で受験する形式ではなく、オンラインでレポートを提出します。科目修了試験に合格すると単位が認定されます。

メディア履修(M)

メディアを使った履修では、テキスト履修とビデオ履修を並行して実施します。ビデオ履修ではVOD (Video On Demand)により学修を進めます。科目修了試験に合格すると単位が認定されます。

テキスト履修+スクーリング履修(T・S)

心身健康科学における心身相関の科学や健康科学について、学際的・統合的に考察する視点を養うため、必修科目と選択科目の一部でスクーリング(対面式授業)が実施されています。テキスト履修に加え、スクーリングを受講し、科目修了試験に合格すると単位が認定されます。

演習(EX)

演習は、大学院生と全教員を交えたWeb会議システム(インターネットを利用)を使ったセミナーです。演習授業に参加し、総合評価(プレゼンテーションと質疑応答の内容)で合格の基準に達すると単位が認定されます。

リサーチワーク

研究指導(R)

博土課程後期課程では、月1回の個別面接指導のほか、必要に応じてオンラインでの個別指導が随時実施されます。

研究テーマ例

  • マタニティヨーガが妊産褥婦に及ぼす影響-心身健康科学の視点から-
  • 小児慢性疾患を抱える若年者の小児期体験に関わる心身相関
  • 社会的シグナルがヒトの衝動性制御機能に及ぼす影響
  • 課題評価の予告が心理および自律神経反応に及ぼす影響
  • 血液透析患者の身体活動量と関連要因-心身健康科学の視点から-
  • 健常男性の下腿全面への触刺激が心身に及ぼす影響-軽擦速度との関連
  • 看護大学生とボート部大学生のインフルエンザ予防行動に関連するインフルエンザ予防知識と心理学的要因の探索