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学長挨拶・研究科長挨拶・専攻長挨拶

学長挨拶:新しい学問領域の創造

学校法人 早稲田医療学園 学園長・理事長<br /> 人間総合科学大学 学長 <br /> 久住 眞理 学校法人 早稲田医療学園 学園長・理事長
人間総合科学大学 学長
久住 眞理

人間に関わる多様で複雑な問題に対し、統合的・先端的な研究アプローチを

最近、情報技術の加速度的な発展や、AI( Artificial Intelligence)やIoT(Internet of Things)の登場が、ポストヒューマンの時代を創るかもしれないという予測がささやかれています。このような時代を迎えるにあたって、今、「人間」の本質をより学際的・統合的に見直す必要に迫られているのではないでしょうか。
本学の特色であり全学のプログラムの核に据えている「心身健康科学」は、人間に関わる多様で複雑な問題に対し、統合的・先端的なアプローチをしています。
人間総合科学大学大学院 人間総合科学研究科 心身健康科学専攻(修士・博士後期課程)では、心と身体の有機的関連性の探究から、心身の健康に関する総合的な研究を行っています。また、健康栄養科学専攻(修士課程)では「心身健康科学」をベースに、人間の心身両面の健康と栄養・食の関わりを科学的、総合的な視点から追究しています。人間総合科学研究科では、社会で指導的な役割や先駆的な領域を果たす人材を養成しています。
AIやIoTが話題になっている今、これからの生涯健康や持続可能性を目指す人類にとって、心身相関の科学の重要性が一層認識されるでしょう。

研究科長挨拶

人間総合科学大学 副学長
人間総合科学研究科 研究科長 鈴木はる江

人間総合科学大学大学院人間総合科学研究科  心身健康科学専攻(修士・博士課程後期、通信制)は、心と身体が有機的に関連する心身相関の科学的仕組みを探究し、人間の心身両面の健康の保持・増進に寄与する知識の蓄積と社会への発信に取り組んでいます。超高齢化社会に突入する一方で、IoTやAI技術の急速な発展に伴いさまざまな問題も生まれ、改めて人間関係や人間性理解の重要性が認識されています。本研究科では、多分野の社会人学生が自由に意見交換・討論できる学習環境のもと、心身健康科学という学際的、総合的な研究に切磋琢磨して取り組んでいます。実生活や仕事で直面している問題について、心身健康科学の視点で研究し、「より良く生きる知恵」の創出に挑戦していこうではありませんか。

専攻長挨拶

心身健康科学専攻 専攻長 小岩信義

心身健康科学専攻は、人間の「心身相関」に焦点をあてて、人類の永遠のテーマである「健康」や「幸福」等の実現に貢献できる学問知を創造し、社会に発信することを目指しています。本専攻では大学院生が仕事をしながら学修・研究を継続して修了できるよう、皆さんをサポートする独自のシステムを構築し、研究指導のノウハウを蓄積してきました。入学後は、豊富な経験を持った研究指導員の皆さんと深い議論を繰り返すことで、実生活や仕事を通して日々遭遇している事象の中に、心身の健康に関わる本質的なテーマを見出して、これを斬新なアプローチで探究していきます。

ヘルスフードサイエンス学科 学科長
健康栄養科学専攻 専攻長 時光一郎

心身健康科学をベースに「こころ」と「からだ」の健康に貢献する『食』について総合的に学ぶのが健康栄養学科専攻です。「美味しさ」にこだわった食と健康についての研究を推進したいと考えております。今年度より、新たに「ヘルスサイエンスプログラム」が始まりました。食品発酵・流通、更には調理・指導の現場で活躍されている社会人の方々に門戸を広げました。 新しい食の可能性について一緒に探索していきましょう。