カリキュラム

基礎分野、専門基礎分野、専門分野を体系的に学ぶ、科学的知見に基づいた義肢装具士育成のためのカリキュラムとなっています。

基礎分野

本学の核となる科目を学び、人間を多面的・総合的に理解します。また、キャリア意識および自主的に学習する姿勢を身につけていきます。

専門基礎分野

安全で質の高い義肢装具を製作するために医学、工学、福祉学など幅広い分野を学びます。

またリハビリテーションや福祉の領域における医療従事者としての役割なども学びます。

専門分野

義肢装具に対する広い理解と応用方法を学びます。

これまでの学修を統合し、さらなる開発や調査・研究のためのアプローチ手法を身につけていきます。

カリキュラム一覧

区分 1年次 2年次 3年次 4年次
基礎学力を身につけながら、人体の構造、心身健康科学などを学びます。義肢装具の概略を理解し、工具の使用法、材料の加工法などを修得します。 内科学・外科学、また臨床心理学など医学領域の知識を蓄積します。製作法を理解したうえで、下腿義足・下肢装具の製作実習に取り組みます。 チーム医療のための関連医療職、 またリハビリテーションの理念や社 会福祉制度を理解します。学外での 製作施設での見学、実習を行います。 義肢装具の製作適合についてのニーズを理解し、さらに知識と技術を 高めます。個々に義肢装具の課題を見つけ、卒業研究を進めていきます。
授業科目名 授業科目名 授業科目名  授業科目名



コア 心身健康科学
生命倫理
ヒューマンⅠ ヒューマンⅡ ヒューマンⅢ
人間の理解 スポーツと健康*
心理学*
美術*
     
他者との共生 コミュニケーション演習
人間関係論*
法学*
コンピューター入門
倫理学
国際文化論*
英会話*
岩槻の文化とものづくり*
ベトナム語*
医療英語*
ベトナム語*
英語文献購読*
ベトナム語*
ベトナム語*
専門的能力の基盤 職業とキャリア形成
論理的思考と表現法
数学基礎*
生物学基礎*
化学基礎*
物理学基礎*
英語基礎*
統計学 情報処理演習  






専門的能力の修得 生理学Ⅰ
生理学Ⅱ
解剖学Ⅰ
生理学Ⅲ
生理学実習
解剖学Ⅱ
解剖学実習
医学概論
義肢装具学基礎演習Ⅰ
運動学
人間発達学
病理学
神経内科学Ⅰ
整形内科学
リハビリテーション医学Ⅰ
運動学実習
栄養学*
機能解剖学
皮膚科学
老年医学*
社会福祉学
臨床心理学
公衆衛生学
リハビリテーション医学Ⅱ
看護学*
義肢装具学基礎演習Ⅱ
   
専門的能力の発展 義肢装具材料学
図学・製図学
機械要素設計
義肢装具材料力学
機構学
人間工学
制御工学 国際保険医療論*
保険医療福祉専門職連携論
システム工学
義肢装具関係法規
リハビリテーション工学




専門的能力の修得 義肢装具学概論Ⅰ
義肢装具学概論Ⅱ
義肢装具製作技術入門
体幹装具学
義足学Ⅰ
上肢装具学
義肢装具学総合演習Ⅰ
義足学Ⅱ
下肢装具学
義手学
股義足学*
義肢装具学総合演習Ⅱ
専門的能力の発展 見学実習Ⅰ フットウェア
見学実習Ⅱ
福祉用具学
臨床実習Ⅰ
研究手法演習
車椅子・シーティング
臨床実習Ⅱ
小児装具学*
最新の義肢装具・支援機器*
義肢装具技能試験
卒業研究
共通科目 国際研修*
ボランティア活動*
※上記の科目は予定であり、変更となることがあります。*印は選択科目。

授業紹介

人々のこころもサポートできる、科学的根拠に基づいた福祉用具の製作のための科目を多数用意しています。

義肢装具材料学(1年次・前期)

義肢装具においては金属、プラスチック、木材、皮革、石膏、繊維などさまざまな材料が使用されます。それぞれの材料の特性や用途方法について学び、より良い義肢装具製作へとつながていきます。

リハビリテーションと国際協力(2年次・後期)

NGOやNPO法人などの国際協力の場でのリハビリテーション医療の必要性についてオムニバス形式で学びます。多様な文化歴史の中でいかに他職種と連携をはかっていくか考察していきます。

制御工学(2年次・後期)

近年では義肢装具の分野にも電子技術が導入され、電気制御が必要とされるパーツの開発が進んでいます。これらの電子制御のしくみについて学び、これからの義肢装具のあり方を考えます。

義肢装具持論(4年次・後期)

義肢装具のさまざまな専門分野において、最新の義肢装具パーツなどメーカーによる最新情報や技術などについてのトピックス的に学びます。臨床の現場における義肢装具の状況についての講演も行われます。

シラバス

実習

義肢装具応用工作実習

基礎工作実習での基本的な製作方法を理解した上で、より幅広くの材料の加工方法、工具の取り扱い方法などを学びます。

応用工作実習では下腿義足(殻構造)を例に挙げ、仕上げまで製作を行います。

また試歩行時に用いられるカップリングの調整方法についても理解します。

義肢I実習(下腿義足)

下腿義足の概念を理解しながら、実際の下腿切断者の方々にモデル被験者として協力いただき、下腿義足の一連の製作方法を学びます。断端の採寸・採型方法、をはじめ、近年主流となりつつあるシリコーンライナーによる下腿義足の製作方法についても学びます。

運動学実習

人体の動きを理解するための基礎として、運動学的な捉え方の基礎知識を習得するとともに、その生理学的な制御メカニズムについて学修します。学生相互で、各種機器を使用し、作業・動作分析および歩行分析などを行い、理解を深めます。

主な実習先一覧

有限会社 タカハシ補装具サービス/日本義手足製造株式会社/有限会社 生澤義肢製作所/有限会社 吉田義肢研究所/国立障害者/リハビリテーションセンター/株式会社メディックス/有限会社 香取義肢/有限会社 藤塚製作所/有限会社 吉田ピー・オー・サプライ/(財)鉄道弘済会 義肢装具サポートセンター/神奈川リハビリテーション病院/鹿教湯三才山リハビリテーションセンター鹿教湯病院/透明プレース株式会社/有限会社 横浜プレース/有限会社 酒井製作所 など


※上記は予定も含みますので、変更の可能性があります。 

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