新科目、注目の科目をご紹介いたします。

2020年度後期 開設科目のご紹介

新規開設科目『臨床検査学概論』のご紹介 担当教員:山舘 周恒

 心身健康科学科(通信制)の新規選択科目として、2020年度後期より「臨床検査学概論」が開設されます。この科目は臨床検査の検体を採取する機会や検査データに接する「看護師」や看護学校とのダブルスクールで在席している学生に限らず、「治験コーディネーター」や医療事務職をはじめ医療全般に関わっている方やこれからこの分野へ進むことを考えている学生に実務に役立つ基礎的知識を整理するチャンスとなると思います。また、血液型と関係がある検査データなど興味深い事例をところどころに組み込んでいるので、自分自身の健診結果表を正しい目で見たいという方にも役立つ内容になっています。

 使用するテキストは、限られた時間で読みやすい内容で図表の多い70ページ程度の2冊を選びました。テキスト1は「ナースがおこなう検査手技Q and A」で、主に検体採取の疑問点に答える形式で実務に役立つ内容です。検査を受ける側としても「採血のとき、グー・パーするとこんな値になる項目があるんだ」とか「項目によっては採血した後、こんなに値が変わってしまうんだ」などの興味深い事例を紹介します。受講する学生は科学的な根拠とともに身につけることができると思います。採取容器や採取後の保存についても実際の測定値にも触れますので医療器具製造分野に進む学生にも有用な知識となります。

 テキスト2の「ミッフィーのよくわかる病院の検査と数値のみかた」は検査頻度の高い項目について、結果の読み方を専門外の読者向けに説明した内容になっています。このテキストは、「治験コーディネーター」、「医療事務」、「健康管理士」を目指す方の入門書としても読みやすい内容になっています。

 近年は、「動物病院」での臨床検査も盛んに行われるようになってきました。また、「健康食品」の分野でもその効果の判断に臨床検査が使われるなど、生物由来試料の測定は様々な領域で行われています。そのような分野への就職を目指す学生はもとより、自身の健康診断で臨床検査データに接する学生も興味深く読むことができるテキストを通して臨床検査の概要が理解できるよう構成に配慮した科目です。

 臨床検査データからこころとからだの変化を知りませんか? みなさまのご受講お待ちしています。

『診療放射線技術学概論』開講に寄せて 担当教員:佐藤 幸光・栗山 巧

 今秋より心身健康科学科にて『診療放射線技術学概論』が開講されます。

 今日の医療現場では、チーム医療の名の基に診療業務が行われています。他職者間でそれぞれの業務内容を理解し合い、それぞれの臨床情報などを共有することで、「安全・安心」な医療が提供できるように、日々、業務が遂行されています。

 近年、看護部門、・臨床検査部門、理学療法部門などの従事者にとって、放射線検査や  非放射線検査(MRI検査・超音波検査)などで得られた臨床画像情報に対する知識が必要となってきています。

 現在、本通信制の講義を受講されている皆さんのなかには、医療従事者以外の職種の学生さん方もいらっしゃるかと思います。過去において、病気や怪我等で病院に受診された際に、X線撮影検査、CT検査などを受けられた経験があるのではないかと思いますが、その際に、主治医より画像診断の結果を聞かれたかと思います。本科目を受講されることで、診療放射線業務の全般を概観することができ、画像診断のみならず、各領域での業務内容を理解してもらうことで、放射線検査全般や放射線治療などの臨床的意義や診断・治療の臨床的有用性について理解していくうえでの一助になるものと考えております。

 特に、コメディカルの多職種連携のなかで、患者さんのこころやからだの状態を知ることだけでなく、互いの援助者が行っていることを知ることで、援助者同士 お互いを人間として理解を深めるため一つの手掛かりになり得ます。

 みなさまの受講をお待ちしております。

ページトップへ