Knowledge for Well-being

教員一覧

谷本 伸男

教授

谷本 伸男 (たにもと のぶお)

担当科目

  • AI・データ活用リテラシー
  • コンピュータ入門
  • 基礎統計演習
  • 栄養学のデータサイエンス
  • 栄養学のマーケティング

メッセージ

2020年から小学校高学年を対象とした「プログラミング」「統計学」「英語」の教育が導入され、先進諸国の中で大幅に遅れている我が国の情報教育が本格的に改善されました。同時に大学教育でも、理系文系を問わずAIやデータ活用教育の義務化が始められました。
このような世界的な情報活用への流れに従って、本学でも基礎的なデータ活用の意義と手法を習得できる情報処理や統計手法の充実を図っております。
コンピュータを使ってのデータ活用には、スポーツや語学・技術の習得と同じように、単に手法を学習するだけではなく実際に手を動かしてデータ分析を行うアクティブラーニングが最も効果的です。このアクティブラーニングでは、学生同士のグループ内で互いに教えあうSTEAM教育を行うことで手法への理解と習得を促進する効果を狙っています。

教育方法に関して大切にしていること

本学のディプロマポリシーである「人間総合科学大学は、・・・、科学的能力と実践的能力を統合し、以下のような能力と資質を身に付け、・・・」の中で、「社会貢献に必要な、問題解決能力、チームワーク力、リーダーシップ能力、プレゼンテーション能力、AI・データサイエンス(リテラシーレベル)の基礎力」を掲げています。
本学の全ての学生が、上記の能力を習得し次世代の社会人として有益な人材の育成を標榜しています。

学生さんからの評価に対して

学生諸子のアンケートでは、多くの学生からSTEAM教育のアクティブラーニングを取り入れることで、理解が深まり実際に使えるようになったとの意見をいただきました。今後は、控えめで消極的な学生も自主的にグループディスカッションに参加できる雰囲気と環境を作っていきたいと思います。

その他

好きなこと:スポーツ観戦(オリンピックや国際試合など)、機械修理やDIY

ティーチングポートフォリオ

主な経歴

  • 株式会社国際リサーチアカデミー 経営戦略コンサルタント、COO   業務内容:データ分析によるマーケティング戦略の立案
  • 株式会社データフォーシーズ 顧問 株式会社D4cアカデミー 兼務    業務内容:データサイエンス教育事業の企画立案とデータサイエンティスト教育
  • 大学教歴:(経営コンサルタントと併任)   25年間に渡り、英国国立ウェールズ大学MBAプログラム教授など4つ大学   や大学院で専任教員(講師、助教授、教授)を務めた。

学歴

1989年 Ph.D.(経営学博士号)専攻:経営科学、戦略的意思決定論
University of California, Los Angeles (カリフォルニア大学ロサンゼルス校)
The Anderson School of Management(経営学大学院)

論文・学会発表・著書・メディア

【論文】

1989年 Job Search with Two Attributes: Partial and Equilibrium Analyses(博士論文)

1992年 共著(主著者:柴川林也)『経営用語辞典』東洋経済社

1992年 決定システムのアルゴリズム-期待効用理論とその実質的活用法- 企業会計

1992年 不完全情報下の意思決定―探索理論と均衡分析に関する主要研究についてー 経営情報論集

1994年 M&Aにおける比較評価投資モデルについて-グローバルに観察・ローカルに評価- 経営学会論集

1995年 企業の国際化とM&Aの展望 M&A Review

2011年 経逐次的経営戦のための標準化された経営モデルの構築 - 総体的経営の手法としてのマクロ経営モデルの研究 - 経営戦略学会

2011年 情報系人材のキャリア・パスとフレームワーク ―経営ポリシーとしての情報系人材の活用を主眼として― 長崎総合科学大学大学院 新技術創成研究所所報

2015年 小規模再生可能エネルギーの現状と可能性 長崎総合科学大学紀要

他20篇以上(一部抜粋)

所属学会

T IMS (アメリカOR&経営科学学会)、日本経営分析学会、日本経営学会、日本経営工学会、経営戦略学会、日本ソーシャルデータサイエンス学会

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