11月21日(土)および23日(月・祝)に、本学・さいたま市・市健康づくり推進協議会の三者共催による「さいたま市民健康づくり公開講座」が開かれ、合計約130名が受講しました。今回は、第1回「食と運動」、第2回「ストレスと健康」をテーマに講師陣による以下のような講演が行われました。
日常誰でも必ず行う食事と違い、運動を生活習慣に取り入れるには生活習慣の構造そのものの見直しのが必要の場合が多く、限られた条件の下、少しでも有効な結果を得るためには、どのような身体状況にある人が、どのような運動をいつ、どのくらい行えばどのような効果があるのか、さらに糖尿病対策でなぜ運動が推奨されるかをめぐるメカニズム上の根拠が伸展されてきた状況などを解説しました。
「体力」を身体面だけでなく、精神的な面も合わせ持った総合的な体力と考え、「身体的要素」としての「行動体力」(筋力、敏捷性・スピード、平衡性・協応性、持久力、柔軟性)、「精神的要素」としての「行動体力」「防衛体力」について実際に簡単な運動を行いながら考察しました。
地域社会で生き抜くための総合力を高いレベルで備えた健康な高齢者でいるための健康づくりをめざし、「病気の予防」から「老化の予防」にシフトが必要な高齢期の健康作りのために、老化を遅らせる食生活と運動を教授しました。
様々な人間関係の中で互いの違いを意識しながらほどよい距離を探したり工夫をしたりする必要があり、意図的に相手を傷つけないことはもちろんだが、自分で自分を守ることもできるのだと気づくことも重要です。今の自分をそのまま見つめ、受け入れることで、より健康な生き方を模索しました。
身体や脳(こころ)の変化による健康障害に注目し、ストレスを悪いイメージに捉えがちであるが、生体に適度の緊張感を与えて抵抗力を増すという良いストレスもあります。健康的な生活を送るために、複雑な現代社会において避けて通れないストレスへの上手に対処を考察しました。
実際に糖尿病やメタボリックシンドロームと、ストレスなどの心理・社会的要因とがどの程度影響しあっているのか。これらの症状や疾患を持ってしまった家族がいるとすれば、どのように家族がサポートしたらよいのか、現代社会の中で私たちが向かい合っていかねばならないこれらの問題にどのように対応していったらよいのか、調査等をふまえて講義が行われました。