埼玉新聞(2015年1月6日版)「2015新春インタビュー:埼玉この人に聞く」に久住眞理学長のコラムが掲載されました。

2015.01.08 [プレスリリース]

自立と共生の心持って

 今、日本では予想以上に進む少子高齢化の問題など、健康をとりまく環境に大きな課題を抱えている。国も平成26年を「健康・予防元年」と位置づけ、深刻度を深める医療費の抑制と、介護なしの自立した生活のできる「健康寿命」延伸の重要性を強調し、さまざまな健康施策への取り組みを本格化した。

 学校法人早稲田医療学園、人間総合科学大学の教育理念は「人々の健康と幸福に寄与する人材の育成」。「学園は、その創設以来、60年余りの歴史の中で、看護師、理学療法士、義肢装具士、保健師、管理栄養士、鍼灸師などの保健医療人を多数輩出してまいりました」。

 その歩みは、日本が教育・経済水準を高め、さらに保健・医療レベルを世界と屑を並べるに至る過程とともにあった。「学園は社会の要請に応えるという使命のもとに、医療教育を実践し、地域医療に貢献し、医療を利用する人々の信頼を得てきたと自負しています」と、自らを語る。

 激変するこれからの時代について、「保健医療人として必要とされる資質は、自らが生きるカを持ち、人々によりよく生きる力を付与することできる総合的な人間力と、それを支える人間理解である」と考えているという。

 本年4月、本学の保健医療学部の第1期生(看護師、理学療法士、義肢装具士)が社会に巣立っていく。学生には常に「自分の足で立ち、未来を切り拓く自立した心、互いに支えあいともに生きるという共生の心、その両方を備えた保健医療人に育ってほしい」と、「自立」の姿勢と「共生」の精神を育む教育を行ってきた。それは保健医療にかかわる者の自立が社会や地域のより大きな共生を生み出すからだという。その実現のため「一人一人の『生きる力』を養うことが医療教育の総合大学に、いま求められています」と強調する。

 「巣立った彼らが本学で学んだ『よりよく生きるための知恵(Knowledge for well-being))』を生かし、地域、社会、世界の人々の健康と幸福に寄与する自立した保健医療人として成長してくれると信じています」。


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