トップページ > 本学について > 本学の取り組み > ファカルティ・ディベロップメント
平成17年1月28日の中央教育審議会答申「我が国の高等教育の将来像」において、ファカルティ・ディベロップメント(FD)とは、「教員が授業内容・方法を改善し向上させるための組織的な取組の総称」とされています。本学では、FDの一環として開学当初より授業改善のためのアンケートを実施し、授業の質の向上を図って参りました。
本学では平成19年度に新たに「FD推進室」を設置し、組織的なFD活動を開始致しましたが、その後、平成23年度の保健医療学部の新設に伴い、「FD推進委員会」へと改編致しました。学生による授業アンケート、教員相互による授業参観の他、FDに関する全体研修会などを定期的に実施して、教員の資質向上に努めております。本学のFDにつきましては、その活動状況を「FD推進委員会 News Letter」を発行し公開しております。
アメリカで生まれたFD(ファカルティ・ディベロップメント)という語は、教員個人と組織における研究・教育機能の開発といった事柄を中核的な概念としていますが、実際にはかなり多義的に用いられている用語です。このFDに関して、文部科学大臣の諮問機関である中央教育審議会・大学分科会は、上記のように、「教員が授業内容・方法を改善し、向上させるための組織的な取組の総称」と定義しています。具体的には、新任教員への研修、学生による授業評価アンケート、教員相互による授業参観、各種の研修会、FD推進センターの設置など、重要な柱となるいくつかの活動があります。
大学全入時代を迎えつつある昨今、大競争時代の渦中にある大学業界においては、ほとんどの大学が何らかの形でFDを実施していることは、周知の事実であります。とりわけ、収入の多くを学生からの授業料に依存している私立大学においては、自らの存続に関する危機感とも相まって、全学あげて強力にFDを推進しています。
従来、授業の改善に関しては、教員個人の努力・工夫にゆだねられていましたが、それだけでは限界もありますし、十分とは言えません。大学全体として、組織的に教員の授業改善の努力・工夫を支援することが必要です。これまで外部評価という風土がなかった大学業界においては、学生による授業評価アンケートや教員相互の授業参観というと、教員の側からはその妥当性に対する疑問の声があがったものですが、大学の教育力を回復するためにも、多様な視点からの自己点検が不可欠となっています。
このような事情を踏まえ、本学におきましても全教職員が一丸となってFDに取り組んでおりますが、今後さらに組織的に実施し、実効性のあるものとするとともに、大学全体の教育力の質的向上を目指ざして参ります。
本学のFDに関しまして、ご意見・ご要望等がありましたら、FD推進委員会までお寄せくださいますよう、お願い致します。


